ロックメディアがこれらに冷淡なのは

どうしても、快楽以外の要素
メッセージ性、革新性や文学みやアーティストのキャラ、なんかが反映されてないと
名作名盤名アーティストとして紹介しづらい、という性質があるからなんだよね


ディスコ、クラブには
基本的には、メッセージも天才も思想も必要としない


お笑いで言えばいいギャグ、
ファッションならいいシルエット
映画なら素晴らしいシーンづくり
みたいな感覚的快楽、センスこそが重要なので

ロックメディアが持ち上げたのが「踊れないテクノ」とかだったのは、まだロック的な文脈で紹介しやすかったからで、それが別にクラブ系の真髄とかではないと思う


ロックが快楽よりメッセージやアートみに走るのも、クラブダンスに押されて
快楽創出部分で機能を発揮しづらくなったからでもあるかなと


マスロックみたいに、比較的演奏快楽に重点を置いた一派は、まだ音楽ジャンルとしての進化継続を諦めてない、というふうには見える