彼らは、”Sex "をティーザー・トラックとしてリリースした後(作曲者や演奏者の情報は一切明らかにせず)、
彼らの存在をより明確にするための一連の最初のEPをリリースする。

「全てのEPにリード・トラックが収録されているんだ」
と、ヒーリーはMusicOMHに述べている。
「Facedownには"The City "、Sexには”Sex”…まぁEPの題名のままで、そしてMusic For Carsには”Chocolate”。
EPに収録するためのリード・トラックを、アルバムから持ってきたのは変わってるよね。
EPのリード・トラックをアルバムの先行シングルにする事とは真逆だしさ」


それぞれのEPは、ファーストアルバムの一部を中心に書かれており、
そのストーリーの重要な場面を取り上げ、拡張し、新たに飾り立てられている。
後に最初のEPの制作背景について、ハンはBBCにこう明かした。

「すでに "The City "という曲があったんだけど、あの曲は随分前に書いていた曲で。
他の曲のいくつかのラフなアイディアを試してみようとロンドンのスタジオに入った。
教会に併設されたようなスタジオで、少し奇妙な雰囲気が漂っていて、とてもダークなんだ。
バンドのダークな雰囲気を確立したかった。だから、あのEPに収録されている曲は、
ファースト・アルバムに収録されている曲よりも随分メインストリームから離れたものになってる」

こうして、2012年8月の初週に彼らの最初のEP『Facedown』がリリースされた。