1998年には、漫画家の岡崎隆司氏が、ヒップホップとソウルミュージックへの愛に触発されて、漫画「アフロサムライ」を制作しました。さらに2007年には、ウータン・クランのRZAがアニメ化された「アフロサムライ」のサウンドトラックを録音しています。

ラップの歌詞にアニメが登場するようになったのは、2000年代初頭のこと。2001年、Wu-Tang ClanのRZAは、LP「Digital Bullet」から「Must Be Bobby」をリリースし、「Sit in the sun six hours then I charge up like Goku / Dragonball Z; imagine you're raggin me(太陽の下で6時間過ごした後、ドラゴンボールZの悟空のようにチャージする)」とラップしています。これは、ラップの中で最も早くアニメを直接参照したもののひとつかもしれません。