YouTubeの「ミュージック チャートとインサイト」というサービスでリスナーの所在地域を調べられるんだけど
ここにラップの特殊性を示すデータがあってね
コダック・ブラックは合計1億2,800万回のうち1億回以上がアメリカ国内でしか再生されてない
逆にイマジン・ドラゴンズは合計3億7,900万回のうち、アメリカ国内からの再生は5,110万回に留まる

【28日間のチャンネル再生数】

イマジン・ドラゴンズ
総再生回数 379M
1 United States 51.1M 視聴回数
2 Brazil 34.4M 視聴回数
3 Mexico 31.2M 視聴回数

コダック・ブラック
総再生回数 128M
1 United States 103M 視聴回数
2 Canada 2.85M 視聴回数
3 United Kingdom 2.27M 視聴回数

黒人ラッパーって日本の演歌歌手と同じで、ほぼアメリカ国内でしか聴かれてない
だから大規模な世界ツアーには出られない
しかしイマジン・ドラゴンズは南米のブラジルでも非常に人気があるから、南米ツアーも盛んに行えると

グローバル化の時代には、こういう傾向もデータとして出ちゃう
日本でラップが売れない理由は、こういう世界共通現象の一端なんだよね