パラ開会式、IPC会長が戦争反対のスピーチ「戦争と憎しみの時代ではない」【スピーチ全文】
2022年03月04日 
パーソンズ氏は最初に、
世界中のスポーツファンや各代表団のアスリート、大会関係者を
「北京2022パラリンピック冬季大会へようこそ」と歓迎した後、
「今夜は、まず平和のメッセージから始めたい」と力強い口調で切り出した。
そして、具体的な国名は出さずに
「私は今世界で起きていることに強い衝撃を受けています」
と述べ、
「21世紀は、対話と外交の時代のはずです。
戦争と憎しみの時代ではありません」と、戦争を批判するメッセージを口にした。
さらにパーソンズ氏は、アスリートたちにはスポーツを通して平和や共生する世界を作る力がある、と強調。
「パラリンピアンたちは知っています。対戦相手は敵である必要がないことを。ともに歩めば、
さらにより多くのことを達成できることを」と述べた。
そして世界各国の当局者に対して「アスリートたち同様一つになり、平和、理解、共生を促してください」
と呼びかけ、最後に「平和!」と力強く叫んでスピーチを締めくくった。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/andrew-parsons-beijing-paralympics-opening-speech_jp_622211f8e4b03bc49a99e8da