アイドル言ったら
モータウン勢はアイドルだからな

ダイアナロスはソウル歌手としてはヘッタクソだが
ベリーゴーディは
そのコケティッシュな魅力を見抜き
フローレンスバラードからダイアナにリードボーカルを変更し、結果的に名グループに仕立てた

クリエイティブ面を担保したのは
ファンクブラザーズやHDHらの一流黒人クリエーター

ロックとは違い
裏方+スターの図式がソウルミュージックのレガシーを築いたと言っていい

のちにマーヴィンゲイ やスティービーワンダー が
自らが主導権を持つ制作体制を手にするが
出自は60sにスターとしての力を身につけたことにある

アレサ やオーティスらのガチソウル歌手勢も、トラック制作面では、プロデューサーやコンポーザー、一流バンド連中に負わせる比重が高い

その図式を厭わないのが、ロックとは違うソウルミュージックの特徴だし、強みでもある
マイケルやビヨンセなんかも言わずもがな
ヒップホップもプロデューサー+スターラッパーと言う図式が主流