元々ハード・ロック、ヘヴィ・メタルというのは、アンプを何台も積んで当時ではあり得なかった大音量でのラウドなサウンド「装置」を売りにしていたジャンル
「とにかくデカい音が聴きたい」という人々の欲望を満たすものだった
主たる売りは本来、音楽性じゃなくサウンドの方にあった

で、それは現代でいうとEDMだったのね
EDMはラウドロックよりも快楽欲求を満たす「音圧」とラウドな「グリッチノイズ」によって、ロック的な快楽も同時に得られるサウンドを実現した

Justice - Waters Of Nazareth - † (Official Audio)
https://www.youtube.com/watch?v=1SEgoi7kjw8

こういうエレクトロ系のグリッチノイズをもっと快楽原則に素直に「ヴァース・コーラス・ヴァース」のポップスとして昇華したのがEDM
ここらへんの経緯はハード・コア→ニルヴァーナの関係性に近いもんがあるね