キリスト教とて、
向こうの国では葬式仏教と同じで、
死者を大事に扱う。

キリスト教には、ユダヤ教以来の
「下天(げてん)」の存在を容認している。

「世界的優秀な人材でいなければ、
天国へは行けない」という誤った発想を
してはならないし、
そもそも我々は何かにつけ、
救われ難い部分が残っている。

これを救い得るのが下天と呼ばれる
手の届く天国の存在である。
罪人こそ救われると
するには、

上々天のような天使たちの
集まる場所ではなく、
身近な人物たちのために
用意された下天が必要だ…
というのがキリスト教の根本思想にある。