(知事)
そうですね、以前も申し上げたかもしれませんが、まず第一として見直すべきなのは、陰性のデータを、いわゆる検査数を日々確認することに何の意味があるのかというところがまず問題ですね。

私からすれば、インフルエンザと同じように、定点観測でより正確な数値をしっかりと取ることで十分ではないかと思っていますので、
まず第一として、日々検査数を集計することの負担と意味を早急に政府には見直しをしていただきたいと思います。

その上で、次におっしゃったとおり、今度は陽性者数について、日々確認、集計することがどこまで適当なのかというところですよね。
しっかり感染傾向をつかむために、日々ある程度のトレンドは追っていかなければいけないと思いますけれども、
それは今のやり方しかないのかという部分は、私はもうそろそろ政府は考えなければいけないときに来ているだろうと思いますし、これまでも我々は申し上げてきています。

(記者)
ありがとうございます。最後に、ロック・イン・ジャパンの関係で、主催者側に知事としてはどういうふうに対応していってほしいとお考えですか。

(知事)
サマーソニックであったり、ロック・イン・ジャパンの主催者は、長年しっかりとしたフェス運営をされていますので、
我々としても事業者を信頼した上で、安全な計画を我々としては実施していただきたいと思います。

重要なのは、参加をする方々だというふうに思っていますので、事業者の方々の思いや計画を十分に理解の上で、
個々人が節度ある行動を取ることによって、こうしたコロナ禍の中にあっても、音楽の灯を絶やさないようにできるわけでありますので、
一人ひとりの参加者がしっかりとそうした事業者のルールに従ってフェスを楽しんでいただきたいと思います。