いつのまにか道は分かたれてた。
赤タイツの腐れ道と音楽への道。

確かにね、それはそれ、これはこれ。

未だにつまらない大人にはなりたくない。
致し方ない。いい生き方をするしかない。
若くして夢を絶たれた自分は
被害者家族として、生きた。
明快な判断基準もある。
若くして大人と呼ばれたかった。
若くして大人たちと肩を並べたかった。
だから人を倒したくはない。
バラバラになり終わってしまえば、それまでだったが
諦めた事を蒸し返さない。
それなのに君たちが見せつけがましく
死なせ続けるから、
こーなるんだわ。見るに見かねたんだわな。
悪魔主義との訣別により
今後、改めて沈黙が支配的になるだろうし、
改めて空気が支配的になるだろうし、
とは言うが、これらの裏打ちには
割ることすら出来ない、堅い現実が横たわり、
被害の悲しみしかそこには覗けない。
世界の現実は我々の敵失に雪崩れ落ちた。
確かに間違いは正されたが、然程もうれしくないね。
しっかりするしかない。