浦野氏は今なお主役じゃない。
今なお脇役で、良い位置らしい。それだけ。

ライバルたちが面識あってもなくても、
彼について説明したり、語っても、腐しても、
意味をなさない。

仕方ないよ、彼は音楽業界人ではなく、
界隈から下野した後で、音楽的な再起をかけて、
鳴り物で飛び級の殿堂入りを果たしたのだから。
ビジネス的には称賛だの大声で言えない生き方だ。

とりわけ音楽の殿堂行きを目指してる人々には
意欲的になるには(彼はもとより)
実直でいなければならないのだから。

音楽的ベテランにビジネスは不用意な話題だ。
彼とて、限界を超えなくてはならなかったし、
これからもスキルを磨き上げなくてはならない。
亡き祖父様の遺言に即して、
彼は最初から最後までビジネスに属する事は永久に
間違いなく、ない。

明解な彼の目標はアプリケーションでの作曲活動を
最適化する事に尽きる。

その次は演奏スキルの向上に努める。

愛され日陰者の彼はキャリアが永久に長い。
ほっておけばメディアからは消えていなくなる。
それに尽きる。