逆にロジカルだけど雰囲気の要素が限りなく無いのがキング・クリムゾンのようなバンドであり
カニエなんかは雰囲気だけじゃなくプログレッシブな表現を目指したいからキンクリをサンプリングしたんだろうな

たしかに雰囲気は共有されやすい
たとえばモータウンヒッツがかかってると不快に思う人は少ないだろう
ブラックミュージック好き洋楽好きじゃない人が聴いても不快には思わないだろう
でもそれは 「 あってもなくても同じ 」 という事でもある

むしろ本当の普遍性は 「 不快感 」 の方にあるのだよ
感情、情緒だけでは測れない、理性を働かせないとキャッチ出来ないものがそこにあるという事だからね

逆に黒人の音楽は出来る限り理性を発動させないように作る
いい気分になっているのを邪魔しないようなBGMとしてね