ー君達とちょっと対峙する話をしたい。このポッドキャストを聴いてるから知っているだろうけど、
僕はジャック・アントノフに懐疑的な側の人間だ。でもどういうわけか、君達の新譜の評判はどれも好意的だね。

ジャック・アントノフとまた一緒にやる可能性は?彼と一緒にやるのはどんな感じだったんだ?
時にクリエイティブな関係は、どちらかが一方に仕える犬と飼い主の関係だったりする。
そういう、ジャックが君達に仕えるような関係だったんじゃないか?

マシュー「まさか。なんていうか正直、ツイッターのああいうカルチャー間の闘争からはなるべく距離を置くようにしてるんだよ。
俺はラナ・デル・レイの大ファンで、ジャックが手がけた彼女の作品が好きだったし…彼のバンドBleachersとライブで一緒になったこともあるんだ。
だから、常に彼は良いプロデューサーという存在でしかなかった。彼に対するネットの熱心な論争に参加したことはない。

そう、まず何よりも彼をゲストとしてここに呼ぶべきだ。最高の男だから。もうファッキン話が面白いし、そして賢い。
これはよく言ってることなんだけど、同じプロデューサーの立場から見ても本当に優秀だと思う。
世間では話題の多忙な男って認識みたいだけどさ。

何故こういうことが起こったのかは俺にもよくわからないね。
というのも、俺達は今作の曲を全て書き終わったところで、『オーケー、曲が書けたし、これをジャックと友人になるきっかけにしよう』って感じで、ごく自然な成り行きだったから。