あと
アメリカ人のサブカル化が激しいってのがある

かつてのアメリカは
マッチョ馬鹿とかルーツ重視とか、でなきゃ
引くほど全力エンタメ、のイメージだったのが

溶けそうな音像で熱くない浮遊メロウで
70sソウル〜サンプリングヒップホップの鉄板センスをベースにしつつインディオルタナ感覚も取り込み
80s調や日本アニメやヨットロックなどダサカッコイイのギリギリを拾う勝負、みたいな
それこそ渋谷系の上位互換みたいな事やってセールスも取って
日本人から見ると何が起きてるのか分からんような状態になってる

これは白人インディも成分としてはあるが
やはりブラックカルチャーの力がデカい
中でも10年代でやはり大きかったのが
レイシー所属のジインターネット、リーダーのタイラー、フランクオーシャン、さらにアンダーソンパークも関係のあったオッドフューチャー、LAシーンだろう


これも今始まったようなもんでもなく
ネイティブタンとかグッドライフカフェとか
ヒップホップの裏側の感覚としてずっとあったもので
日本だとスチャダラが真似してた感じにあたる

そもそもヒップホップは引用再構築センス勝負カルチャーなんだから
こういう動きも強いのは当然ちゃ当然だが
これまではマッチョ大国の岩盤が硬く、目に見えるとこに浮上しづらかったのもあるだろう