実はサブスクによる影響で最も面白いのが 「 ロック序列の入れ替え戦 」 なんだよね
具体的にいえばクイーン、フリートウッド・マックの地位向上が露骨だった
ビートルズも実はいい線いってるんだけど、やっぱ割りを食ってるのがZEPとかジミヘン
特にフリートウッド・マックは実質この人達がロック史の頂点って感じになりつつあるね
で、俺の「マック論」を書いておこうと思うんだけど

やっぱキモはスティービー・ニックスで
スティービーはドスの利いたやさぐれ声でいかにも場末のロックシンガー然としたヴォーカルで
ビジュアル的にも初期のコートニー・ラブみたいな感じなんだけど
でもいざソロでロックディーバ路線やってみたら全くパッとしなかった
なぜかというと、彼女のあり方を表現すると 「 付属高校の中の不良少女 」 というか
私立のお嬢様学校の中の、ヤンキーポジションというか
あくまでフリートウッド・マックという、中流階級向け、大衆受けするグループの中のやさぐれポジであり
退学しちゃったら凡百の「普通の娘」でしかない

で、スティービーの中流臭さを下方修正したのがシンディ・ローパーで
そっからさらに品性を底辺まで落としたのがコートニーwだったと

でもこれディーバ論だけじゃなくロックというカルチャー全般に言える話なんだよな
総中流社会における反逆児=ロック
ガチ底辺まで落ちたのがマンチェ、グランジ

しかし白人では落ちぶれるのにも限界があって、この流れはクロンボにバトンタッチしたとw