俺が昔1番聴き込んでたのは3番目の「ファーム・ルーツ」というアルバムなんだけど、これが1996年

Firm Roots 1996-06-01
https://www.youtube.com/watch?v=NmSm8o2oEi4&list=OLAK5uy_m3WIXN_XVuJ4BQf8CvUUmSFRQ6sWuQAWQ

なんとDJシャドウの「エンドトロデューシング」と同年リリース
当時世界最先端の音と完全に同期していた

あの頃DJシャドウを持ち上げてた連中は「みんなサイレント・ポエッツ知らないのか?」と不思議だった
ただ実はサイレント・ポエッツは当時「渋谷系」とカテゴライズされておりw(多分トイズファクトリーだから)
ヒップホップリスナーには知られてなかった可能性が高く
特に英語のリリックによるラップの完成度が高すぎて所謂「日本語ラップ」が流行ってた90年代には浮いていた
サイレント・ポエッツを正当評価出来るような土壌はなかったわけだ

しかしそれは今もない
当時のJディラなんかと並べて聴いても遜色ないグルーブ感、ドラムンベースまで取り込んだミクスチャー性
完全に世界レベルのビートメーカーなのだが、一般的な音楽ファンには彼らを「大御所」と呼ぶクラスタも存在しない