韓国政府は、このような自らのベトナムにおける女性への凌辱、強姦、蛮行、その結果のライダイハンの存在にはほっかむりし、ありもしなかった慰安婦問題では日本に謝罪を執拗に何回も要求している。なかった問題なので慰安婦と日本人兵士との間に子供などはいはしない。

このような国家によるダブルスタンダード(二重規範)によるご都合主義は韓国の得意技ともいえる。

当時、ベトナム兵の間では「韓国軍と戦うより米兵と戦った方がまし」と言われた。米軍は爆弾は落とすものの地上での戦闘には及び腰。これに対して、韓国軍は徹底した地上戦に臨み、相手軍をとことん殺戮した。民間人も容赦なく殺すのが韓国軍の戦い方だった。その残酷極まる虐殺ぶりは今でもベトナム人古老の間で語り伝えられている。

韓国軍によるベトナム民間人に対する大量殺戮が世に知られるようになったのは、1990年代になってからである。ベトナム軍の内部調査資料に同国中部の100か所以上の村で主に老人、婦女子らの非戦闘員(民間人)合計5,000~9,000人が虐殺されたことが記録されていたという。