■ブリュートナーピアノ
このセッションに使われているブリュートナー(bluthner)の
ピアノの高音部にはハンマーが当たる3本の弦のほかに、
倍音を響かせるために4本目の弦を張るアリコートシステム(AliquotSystem)
という特許技術が使われています。
そのせいでドミソと弾いてもオクターブ上のド(第2次倍音)が響いて聴こえます。
市販の楽譜にはその倍音を実音として記譜してしまっているものが多くみられます。
今回はこのブリュートナーピアノの音色の再現も大きな課題でした。
通常のピアノに加えてオクターブ上(第2次倍音)と
その5度上(第3次倍音)のピアノを重ねて録音しました。
しかしながら実際の音響というものはそう計算通りには行くものでなく、
試行錯誤の連続でしたが、最終的にはなんとか納得できる結果となりました。



レットイットビーのピアノの解説
ぶっちゃけあまり意味分らんが、何十年も聴き減りしない独特の音色には、
特殊技術が使われてたのか