動画で学ぶ『朝鮮紀行』
イギリス旅行作家イザベラ・バード著
動画
https://youtu.be/YcFo_ba2BWI

『朝鮮紀行』
イギリス旅行作家イザベラ・バード著
イザベラ・バードが
1894年(明治27年)から1897年(明治30年)にかけて、
4度にわたり最末期の李氏朝鮮(朝鮮王朝)を訪れた旅行の記録。

『~略~
政治腐敗はソウルが本拠地であるものの、どの地方でも
スケールこそそれより小さいとはいえ、
首都と同質の不正がはぴこっており、
勤勉実直な階層をしいたげて
私腹を肥やす悪徳官吏が跋扈していた。
このように★堕落しきった朝鮮★の官僚制度の★浄化★に
★日本は着手した★のであるが、
これは困難きわまりなかった。
名誉と高潔の伝統は、
あったとしてももう何世紀も前に忘れられている。
公正な官吏の規範は存在しない。
◆日本が改革に着手したとき、
朝鮮には階層が二つしかなかった。
◆盗む側◆と◆盗まれる側◆である。 そして盗む側には官界をなす膨大な数の人間が含まれる。
「搾取」 と着服は上層部から下級官吏にいたるまで全体を通じての習わしであり、
どの職位も売買の対象となっていた。』