そもそもこの問題、ベトナム戦争終結からちょうど40年経った2015年から、欧米や韓国でにわかに注目を集め始めたようですが、当の韓国国内でも日を追うごとに、いつまでも臭い物に蓋(ふた)で済ますべきではないといった機運が盛り上がっているようです。

 実際、前回のコラムがアップされてから10日後の今年1月30日付で、韓国日報が発刊する英字紙コリア・タイムズ(電子版)も、韓国政府の臭い物に蓋(ふた)的姿勢を強く非難する記事を掲載しました。