1日のうち、4時間くらいしか善人でいられなくなっちゃって
すみませんもう。若者を知らず裏切ったとまで言われるとは。

ストレスは屋内でなく外食して発散するとか、
遠出して気分良くするとか、際限なく睡眠没入してみるとか、

芸能界ガセネタの卑怯さにマウントしてみて、
自らの要件に合致する要因だけにアイデンティティし、
見せかけの世のバカさ加減だけを抽出して
しょもない風を笑ってみせてやるとか、

部屋の掃除するとか、風呂上がりに麦茶を飲む習慣とか、
こうして、あらかたルーチンを終えてしまうと新味を失い
青春の残照が既視感に満ちてくる。寂しいのう。

で、逃げもせず目先の流行も、もはやこれまでと捨てるとなると、
やはり最初にして最後の趣味、音楽である。

愛聴盤の2度聴き、3度聴きを半永久に繰り返す。
インプリントされたサウンドテクスチャは
慣れと怠惰で希薄化された私のなかに、
もともと内在する肯定性を
背筋から引き立たせてくれるんだと思ったよ。

で、そういう生業を20年以上、演繹的に繰り返してゆくと、
揺るぎない器楽曲で勝負をかけてみたくなる。
指を崩してしまって以来、ピアノはもう弾けない。
古典的なドミノ式マーチングR&Bを最適解に組み直してみる。

で、JASRACに応募し、一位通過と相成る。

みなさまのSoul Kidはこんな風に出来たのです。