1997年6月、ソニー・ミュージックエンタテイメントとエイベックス・ディー・ディー(現:エイベックス)の2社が合弁で株式会社ホールネットワークを設立し、1998年4月には札幌市に初のライブハウス「Zepp Sapporo」を開業。これを皮切りに各地で展開しており、2022年11月時点で国内では札幌・東京(2ヶ所)・横浜・名古屋・大阪(2ヶ所)・福岡の6都市・8会場、また国外では台湾・シンガポール・マレーシアの3会場を運営、主に音楽ライブ・イベントを開催している。

Zeppの名称は飛行船の「ツェッペリン」(Zeppelin)に由来し、そのうちZepp Sendai(閉鎖)については「ツェッペリン」からの連想による“都市に降り立つ宇宙船”をコンセプトに設計されていた。ステージ幅、音響・照明設備はすべて共通で[6]、設定データを用意すればどの会場でも同じセッティングで使えることから、複数のZeppを巡る全国ツアー(いわゆる「Zeppツアー」)が容易に行えるようになった。

日本国内のZeppにはアサヒ飲料がスポンサーとして特別協賛しており、会場内でのドリンクも同社やアサヒビールのものが提供される。