人文評論家さんたちは
原稿料が何より生き抜くために
用意しなきゃならないわけですが、
書くことで、むしろ責任を果たしてないなら、
亡霊やゴーストライターに書かせて
うまく逃げる手を使うしかないのです。
出版業界は、ある意味で
恐怖で体が震えてならない
つらーい場所なわけですが、
人物評伝を中心に書かれている
ロッキングオンなどは
下手しなくとも音楽の歴史においては
まったく言われなきニセ伝説を書くしか
ないのだと思う事しきり。

文筆業は、それほどの危機感で日々過ごしてる。

過去の音楽の実態が顕になり、
歴史の書き替え・更新がなされた場合、
未来永劫、長い長い責任を果たしてゆくには
音楽を支えてきた方々への配慮なり感謝なりが
必須になります。