>>618 に関連したハナシだけど、元はアーカム/ネクロノミコンってジャズロックバンドやってた
>>18 のユニヴェル・ゼロも、靴下三部作でジャズロックを深化させようと踏ん張ってきたヘンリー・カウも、
丁度78'頃に時を同じくして「小便ジャズはもうイラネ」とクラシック回帰してチェンバーロックというサブジャンルを創出したのね

ジャズロックってのはどうしてもドラミングがジャズ由来な為に、小便ジャズ同様にインタープレイやソロパートで聴かせる流れになってしまうのよ

ほぼほぼインタープレイを含まずスコアに沿った演奏だけに拘ってたのはマグマくらいなもんでしょうな

インタープレイもソロパートも、プレイヤーの技量と熱量だけは目立つけど、楽曲やバンド自体の創意や面白さには寄与しないんで、発展性が無いのね

コレは何十年も同じ様なフレーズ、似たようなコンビネーションをリズムの「訛り」や手癖を変えるだけで延々と繰り返してる管リードの小便ジャズとまったく同じで、進化の袋小路に入ったまんま出てこられない退屈なコピー品しか生めないのよ

楽曲そのものに新しい構造を与えるには、小便ジャズを切り捨てて、クラシックに回帰する必要性が有ったんだな

なので未だに管リードの小便ジャズにしがみついて、訛りや手癖でチョコチョコ新しいモノを作ってる風に見せ掛けてる連中ってのは、とうに様式化された伝統芸能の遺産で食ってる様な屑なのねw

チェンバーロック自体は >18 に書いた通り今までろくに陽の目が当たってこなかっただけで、幾つものパートを意味性を保ったまんま接続する複雑な楽曲構成と変拍子や対位法を含める、ロック楽曲として最終形態となる音楽なので、この先に >26 みたいな、より新しい創意を持った連中が出てくる時代なのよ