https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakahisakatsu/20210117-00217749/
昨年「コンテンツグローバル需要創出促進事業費補助金(J-LODlive)」という経済支援プランが成立し、年間約880億の予算が計上された。しかしそれはあくまでもライブを再開した際にかかる経費を援助するというものだ。しかもその申請の煩雑さ、審査〜支給までかなりの時間を要するという問題もある。業界4団体はその是正を行政に訴え続けている。このJ-LODliveが業界の命綱であることは変わりないが、しかしそれ以上に問題なのは、ライブが完全に再開されるまでには時間がかかり、それまで食いつないでいくための資金だ。水の中で溺れている人に浮き輪を投げてあげる、そんなシンプルな援助が必要だ。