「ロックの殿堂ジャパンミュージアム」運営会社に破産開始決定
2021年1月18日 02:09 | 国内倒産 | 倒産, 博物館, 破産, 音楽

官報によると、東京都港区に本拠を置くミュージアム運営の「株式会社JAPAN MUSIC MUSEUM」は、
2020年12月25日付で金沢地方裁判所より破産手続の開始決定を受け倒産したことが明らかになりました。

2013年に創業の同社は、アメリカのミュージアム「ロックの殿堂」とライセンス契約を締結し、殿堂入りしたミュージシャンの楽器や衣装などを
展示する「ロックの殿堂ジャパンミュージアム」の運営を手掛け、東京・有楽町にて2017年9月からおよそ半年の期間限定でミュージアムを開設していました。

その後は常設展示のミュージアムを開設する計画だったものの、客数の低迷で収益が想定を下回ったため、資金繰りの行き詰まりから2019年には事業を停止していました。