中森明菜、今年はひと味違う!? ディナーショーに加え2種類の“コンセプト・アルバム”発売 精力活動のワケ

 年末のディナーショーに加え、11月8日には2種類の“コンセプト・アルバム”を発売する歌手、中森明菜(52)。
デビュー35周年を迎えた今年、ファンとともに大切な時間を過ごすため、ついに精力的に活動を展開する。

デビュー35周年を記念したアルバム制作で、明菜が打ち出したコンセプトは、自らデビューした
1980年代(82年デビュー)の社会現象を2種類のアルバムで表現することだった。

まず1枚のテーマはディスコ・ブーム。80年代は巨大ディスコ「マハラジャ」が人気となり、邦洋問わず“ディスコ音楽”が大ヒットした。
今回、明菜は初めて全編ディスコ・サウンドにこだわったカバー・アルバムに挑む。

 「Cage」と題したアルバムで、荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」や長山洋子の「Venus」、
さらにはBabeの大ヒット曲「Give me Up」などおなじみの洋楽カバーのほか、ユーリズミックスの「Sweet Dreams」など全9曲。

 「日本語詞と英語詞と分けて歌うことになっています。明菜世代のファンはもちろんですが、若い人でも楽しめる選曲になるはずです。
しかも、明菜ボイスはディスコ音楽でも映えています」(制作関係者)

今回のディナーショーも「CLUB NIGHT」と名付けられている。
アルバムとの連動でエキサイティングなステージ演出を考えているのかもしれない。

もう1枚はオリジナル・アルバムで、タイトルは「明菜」。
初めて自身の名前をタイトルにした。内容は「角川映画」をモチーフにした新曲で構成しているという。
実は、明菜は角川映画の大ファン。中でも「人間の証明」や「野性の証明」、「スローなブギにしてくれ」がお気に入りだという。

芸能ジャーナリストの渡邉裕二氏は「基本的には角川春樹さんのプロデュース作がお気に入りだったようです」とした上で
「明菜自身は春樹さんの映画作品の主題歌を歌いたかったようです。
その思いが今回のアルバムに結びついたと言ってもいいかもしれません」。

ディナーショーは大阪から始まり、ファイナルは東京でのクリスマス・ディナー公演。
昨年は1カ月間で7都市10公演を行ったが、今年はさらに7都市を追加して14都市で全18公演。
今年の明菜はひと味違うようだ。

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