谷山さんはわたしより下ですが、ご長寿の家系なのかな。
わたしの母は百歳を超えましたが、どうやらわたしはそうはいかないようです。
いえ、あと四十年近く永らえたら、あなたの歌に励まされた人間がいて、もしかするとその分野で認められて
そのことを見届けられることが出来たら、なんて思いました。

人は何を遺せるんでしょう。
「わたは何を残したんだろう」なんて歌詞を思い出します。
わたしなどは、谷山さんの歌が古びないんで不思議に思ったり、嬉しかったりします。
芸術は好き嫌いでしか接しないのでわからないのですが、わたしたち大衆にはそれほど知られないのに
なにか離さないものを感じています。
大ヒットしても、今では古びてしまい、苦笑してしまう曲もあったりしますし。

わたしは図書館で借りたり、ネットで渉猟するあまり寄与しないファンなんですが
一回はライブに行けたらと願っている者です。

病とかいろいろあり終活に入っていますが、あなたの歌に共感し励まされている人間がここにいます。
わたしは自分の仕事が後世の人に受け継がれることを心から願っています。
あなたの歌もまた未来の人たちに歌い継がれることを。

これはわたしなりの貴方への頌歌です。