中島みゆき女史の「倒木の敗者復活戦」というタイトルの曲がある。
東日本大震災に被災した東北の聴き手には「東北の〜」と聴こえたという。
中島女史は「それもそれで良いと思います。その方にとっての立派な解釈ですから。」
とおっしゃったという。

表現者がどう意図しようと、聴き手の解釈は自由なのである。
但し、その解釈を、さも事実であるかのように断定的に書くのはいけない、ということだ。