【サンプルロール】
(パステルブルーの小さなロッカーが並ぶ初等部C棟の更衣室は、清潔感のある薄いクリーム色の壁紙が残暑を一掃して涼しげな空間を演出していた。
いつもならその空気を満喫するのは学園に通う少女達。だが学園祭初日のこの瞬間は別だった。
早朝から忙しく大道具運びを終えた体操服姿の少女6人が更衣室に入った途端、談笑に紛れて起動したカメラ越しに、熱のこもった異なる視線に晒される。
何か聞こえたわけでもないのだが、今日が"特別"であることを聞いている少女達は、誰からともなく声のトーンを下げて)
……まゆちゃん。大丈夫だから、せ〜のっで一緒にね。
(身体を寄せ合う仲良し二人組は、揃って青いショートパンツのウエストに指を入れながらも脱ぐ手を止めていた。みんなで準備した出し物に間に合わせるにはそろそろ急がなくてはならない。
互いにささやきあって勇気を振り絞れば、ロッカーの影から極力目を逸らしつつ、一気にショートパンツを引き下ろして小ぶりなお尻を露わにする。
声をかけた子は純白のコットン、まゆと呼ばれた子はピンクストライプのレーヨン、その他の子も白が2人に水色が2人と色鮮やかな下着で此処に居ない見知らぬ人たちの目を楽しませ)

【NG】
待機文章内に「記載済み」