上の引用で赤くしてある(最低限のルールを知った上で)というのは非常に重要で、この前提を達成していない層は何とも厄介な層になりがちです。仮にこの前提をクリアしていないというだけなら「ただの初心者」で済む話なのですが
、彼らが「エンジョイ勢を自称」していた場合は別です。批判される「エンジョイ勢」は基本的にこの「自称勢」であり、言葉の意味を履き違えています。

その場合はほぼ例外なく「周囲への迷惑を考えていない寄生プレイヤー」です。「エンジョイ勢」という言葉を隠れ蓑にし、ゲームシステムを覚えたりクエストギミックを予習したり装備を相応に整えたりといった自身が強くなる努力を嫌う傾向が非常に強いのが特徴です。

彼らは「大人数で遊ぶオンラインゲーム」と「オフラインのソロゲーム」を混同しており、協力・協調という概念がありません。故に周囲への配慮もなく、ソロゲー感覚でやりたいようにやります。「ゲーム=遊び=自由」という考えでもあるため、
周囲からゲームシステムを学ぶことなどを示唆されることを非常に嫌うのも大きな特徴だと言えます。彼らにとって他人に何かを強いること、特に「覚える・予習する・練習する」といった要素は全て「ガチ」な要素であり、決して他者に強いられてはいけない要素なのです