つぎに、ダウン 症児を出産したことのある方の場合ですが、統計的には同じ年齢の女性よりもダウン症出産のリスクは 2-4 倍高くなって います。また、転座染色体を両親どちらかがもっている場合
もダウン症のリスクは高くなります。

高齢出産の場合、ダウン症などの染色体異常が起こる確率は高まります。
20歳代での発生率が0.1%なのに対し、35歳以上では0.3%まで上昇します。これは、

【卵子の老化により染色体の分離がうまくいかなくなることが原因】

と考えられています。ダウン症には予防策がない代わりに、
出生前にダウン症であるかどうか調べることができる検査も存在しますが、
倫理的観点から反対意見も非常に多いのが事実です。

また、胎児に先天異常が起こりやすかったり、卵子の老化により完全に育たないといったことが起こり、
その結果流産してしまう可能性も高まります
若い方の妊娠・出産よりも深い覚悟は必要になります。