■男性はどう「ババア」判断をするか

これはですね、具体的に男性の側が検索をする年齢をベースに「どのぐらいの年齢までを結婚対象者として認識するのか」と「申し込みアンケートで年齢を重視したように思えるアンサーを書いている物件を抽出する」ことでおぼろげながら見えてまいります。

もちろん、想定としては「大多数の男性にとって、ババアは結婚対象にならないはずだ」という前提があるからなんですが。
結論から言うと、ババアジャッジというのは二つのパラメータがあり、
ひとつは絶対基準としての出産可能(そうな)年齢、もうひとつは相対的な男性の年齢プラス何歳かという基準。

結婚するからには子供が欲しい、というのは10年近く一貫して8割前後の希望なのであります。なので、生物的にも世間的にも最後のハードルは女性にとっては38歳前後であり、ここから平均8ヶ月程度の交際期間を経て入籍、
その後、夫婦で励んだり不妊治療を行うなどして41歳前後に子供を一人儲けて血を残す、というのが現段階での「終電」の感覚なんじゃないかと思うわけじゃないですか。

聞き取り調査においても、結婚に対する希望として割合が多いのがまずこの「子供を儲けたい」(77%)であり、その適齢期を超えた女性は、当然のことながら、そういう希望を持つ男性にとって自動的に結婚希望対象から除外されます。