続いて「プロフェッショナル」を観ている。

「ありきたりなものじゃダメだ!!」ともがいている彼の出す結論が、実にありきたりなものだということが、最大の皮肉であり、悲劇。



アニメは本当に終わっ「た」のかも知れない。

表現としては。




終わったかぁ。

終わった先に何があるって?

なんもないよ。




それこそが、「さようなら、すべてのエヴァンゲリオン」なんだよ。

庵野さんは最後まで自覚的だった。
その覚悟は十分敬意に値する。



「もうアニメには何もない」ことを知っておきながら、それでも戦った庵野さんは、とても立派だ。

本当に正直な、素晴らしいクリエイターだと思う。