兄貴はひとつの世界・ひとつの価値観に閉じこもることを「だらしねぇこと」として戒めており、そのため大学ではコンピューターサイエンスを専攻し、COBOLやC++を学ぶ傍ら、インターナショナルビジネス、心理学も積極的に吸収していたという。

また、何を隠そう日本の武士道にも以前から通暁しており、以前に宮本武蔵の『五輪書』を読み、宮本武蔵の哲学や思想、生き方に強い感動を覚えた経験があるという。宮本武蔵との出会いは兄貴の人生観にかなり強い影響を与えていることが本人の口から幾度と無くほのめかされており、「彼の思想が今のアメリカには必要」、「叶うことなら一度会ってみたい」と語るほど。この他にも東洋思想は兄貴の人生に巨大な示唆を与えており、ワークアウトの際には「流れるようにしなやかな肉体」という東洋哲学的なコンセプトの基に肉体開発を行っているという。それ故、兄貴自身も昨今の来日イベントについて「(来日は)運命だと思う」と発言している。