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で、自分らファンとかがこういうのを送ったりしたもんだから、石ノ森先生と週刊少年サンデー
編集部で「仮面ライダーグランプリ」なんていうファンコンテストが開催されたりして。
「君のオリジナル仮面ライダーを見せてくれ!」みたいな感じで、テレビのラストにも告知が
何回もされていたと思います。

でも自分がその時コンテストに送ろうと考えたのは、自分なりの「仮面ライダーBLACKの最終回」の
脚本だった。しかもそれは前編までしか書けずで
(なんていうか伏線がやたら多く、また、原稿用紙で書いたので滅茶苦茶しんどかった。
多分映像化すると前編だけで40分扱いくらいになったんじゃなかろうか、後の「アマ●ンズ」
みたいに)、しかも間に合わなかった。
本当にその原稿用紙の脚本を編集部に送れたのは、本当のテレビ版最終回前話が放送された頃の
消印だったんじゃないかなと思います。
その脚本前編については、89年に自分と同じ成田亨氏の美術教室生徒だったイシバシ氏などが
読んでいます。イシバシ氏は「このまま終わったらカッコいいですよね!!」とか言ってたが、
僕は「流石に後編も書きたい;」と言ったりして)

この前編に登場した「甲殻型に改造されて杏子と克美を吸収してしまうカーラとマーラ(テレビに
出てきた侍女怪人)」というのは、後にジバンのカーシャとマーシャみたいな形でテレビにも出たん
だけど、でも、あれが流れたからカーシャとマーシャになったのか?ってのは自分には解らないん
ですよね。時間的に3ヶ月前後で作れるものだろうかっていう

で、その遺恨はずっと自分の中にあって。
先生の生前に完成できなかったのが自分的には本当やっぱり遺恨で、結局は98年にその前編を
ワープロで打ちなおしイラストを付けてコピー個人誌として同人イベントで売ったり、後編は
99年にやっとこ完成させたり。
小学館経由で石森プロ系とか、なぜかテレ朝の某報道番組系に送ったりとか(当時アニメ周辺情報
などをあの辺に送っていた。ニュースオタなんで)した事があります。
もうとっくに、22年位前の事ですが。