いよいよ最後はデザート「タブンネの目玉ゼリー」の紹介だ。

「ミッミィ♪」「ミゥ〜…」「ミェーン!」「ミッ!」
今二階にはタブンネが四匹いる。
どれも大人のタブンネだ。
部屋が変わっても変わらずはしゃぐ者、部屋をクンクンとする者、何故か泣いている者、警戒するようにキリッとする者と様々だ。
ちなみに、このデザートは目玉を使うため、オスメス関係なく使える。

まずはルカリオを繰り出す。
「ウォウ!」
「ミミ?」「ミ〜ィ♪」「ミ…ミィ…」「ミフーッ!」
ルカリオを見た反応も、首を傾げたり、相変わらず媚びたり、怖がったり、威嚇したりと、見ていて飽きない。

「ミッ?ミッミ?」
俺はそんなタブンネたちの中から一匹を椅子に座らせて、四肢を固定した。
ルカリオは残りの三匹の見張り役だ。

「ミッミ?」
まだ自分の危機に気付かず「何をするの?」と呑気に聞いてくるタブンネ。
「ミミ〜ィ?」「ミッミ♪」「ミャウ…」
残りの三匹は、そんなタブンネを興味深く見たり、ルカリオに媚びたり、震えている。

最後に、今回はこれまでと違い首を固定した。
「ミッ!?ミィミ!?ミッミィ!?」
ここでようやく異変に気付くタブンネ。
「ミャウ!?」「ミフー!ミッフーッ!!」「ミィ〜…」
見ていた三匹も威嚇したり、さらに縮こまった。

そうして俺は、タブンネのその青い瞳に大き目なスプーンを当てた。

「ミ"ッ!ミ"ィーッ!!」
ここで俺の意図を知り、大声で泣き「止めて」と懇願するタブンネ。
その瞳からは既に涙が溢れている。

そして、俺はそのスプーンをタブンネの目玉と瞼の間に押し込んだ。
「ミ"ッガーーッ!!ゥビィーーッ!!」
その瞬間、壮絶な叫びが部屋を包む。
タブンネは動かない手足、首でどうにか逃げようと暴れるが、無駄な体力を使うだけだ。

「ミッ!?」「ミッヒィ!」「ミフーッ!!ミ"フーッ!!」
残りの三匹も、驚いたりさらに強く震えたり、より一層強く威嚇したりする。