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前から言ってきたけれど、ポピュリズムで政治をするような馬鹿な事をすると、つまり大衆の望む事を
全部政策化しなくてはならなくなるし、そこには矛盾も絶対に生じ、しかも税金がどんどん湯水の
ように使用される。しかもこのポピュリズムの方向性が現在かなり間違っていて、たとえば、
一般国民よりも各大企業群や金融界などの望むとおりに給付金を支払っているので、本当に使われる
税金が湯水だ、って事になる。
根本的に各家庭各世帯が大丈夫ならば今回のウイルス禍はかなりもつわけだが(つまり給付金があれば
国民各戸生活は保つ)、しかし企業群や金融界という非人間に国が金を払い続ける事で、現実の人命を
支える一律給付金が10万以上払えなくなるというめちゃくちゃな事態に陥っている。
これはつまり、大企業群や金融界などに対して媚び続けるポピュリズム的政治を行っているから、
こういう事態になってしまう。
最大の問題は、みんな自分の身近な人も言ってる事だけど、厚生省と労働省が合体して厚生労働省に
なってしまったのが今回の件で国民が救われる上での最大ネックで最大障害になってしまっていると
いう事だと思う。
つまりそこには「仕事のできない人間、税金を納められない人間には福利厚生は無い」という基本思想が
(意図するしないに関わらず)出来上がってしまっている。
でも仕事ができない状況の人はしたくないのではなくできないのであり、したくでもできない状況に
貶められている人々も多数存在するわけで、その事自体を全く解っていない省がこの「厚生労働省」。
だから苦しい人達が救われない。
苦しい人は働けない、だから彼らを援助しなくてはならないのに、援助自体を「したくない」のが
「厚生労働省」だから。(まぁ自分の身近な人達は大体そう言ってる)
というか「働けない連中には福利厚生はしない」というのはイコール「ナチ思想」そのものだが、
それすら彼らは馬鹿だから解っていない。