2014年に入ると艦これの人気はうなぎ登りでコミケのジャンルコードを単独で獲得するまでに成長し、コンプティークが艦これの別冊付録目当てで即日完売を叩き出して29年ぶり、かつ3ヶ月連続で増刷されるほどのヒートアップ状態であった。一方で4月に発売された『NAtURAL DOCtRINE』は問答無用のクソゲーと断じられ、(´田ω中`)の中で「なかった事」「触れてはいけない存在」にされた。
DMMの側でも求人広告に島風を起用し、山手線圏内に看板を出すなど、両者の関係が一番上手く回っていたのがこの頃であることは疑うべくもない。
そして、その勢いに乗じPS Vita『艦これ改』発売決定(以降の七転八倒ぶりは艦これ改関連参照)、アニメ化決定と快進撃を繰り広げたかに見えた。

Z級ショック〜運営体制変更(2015年〜2016年春)

しかし、2015年1月のスタート前は内外の注目を集めていたアニメが蓋を開けてみればばかうけイーターが現場を引っ掻き回したせいで語るも忌まわしいZ級クソアニメとして酷評される散々な出来に終わってしまう。
同時期にはDMM初の女性向けゲームタイトルとして『刀剣乱舞』がスタートし、人気を博した。もっとも、岡宮は同作の最初期のゲームシステムが艦これを流用したクローン同然であったことに不満を漏らし、また一部のキャラにトレース疑惑が持ち上がったなどの理由で艦豚からは目の敵にされている。だが今は手のひら返しで【艦これチーム】扱いすることも少なくない

アニメの大失敗以降、田中は角川ゲームス内で艦これ改の度重なる開発遅延もあり孤立状態に陥ったらしく同年のKADOKAWAグループ再編(いわゆる「Z級ショック」)に前後して同社を退職し、以降は「(株)C2プレパラート代表取締役社長」が表向きの肩書となっている。
そして16春イベが詫び空襲で大荒れの中、ベルサール秋葉原で開催された「16春の艦祭り」のステージ上で運営が角川ゲームスからC2プレパラートに譲渡されることが発表された。
また、同時期には『ブラウザMC☆あくしず』が全盛期の艦これに圧倒される形で4年間のサービスに幕を閉じている。