問題点(開催前)

今回のイベントは開催発表当初から外部を含めて批判に晒されている。

8月30日:ウナギを大量消費するイベントの趣旨

まず、発表時の第一声が「秋刀魚が高ければ、国産鰻を焼ければいいじゃない!」(魚拓)とウナギ絶滅を願っているとしか思えない呪詛めいた代物だったことに内外の批判が集中した。
周知の通りウナギの漁獲高は年を追って減少しており、国際機関での絶滅危惧種への指定が濃厚となっている。2020年は前年に比べて若干の漁獲量回復が見られ、新型コロナによる影響で高級食材全般の消費低迷もありそれまで高騰し続けていたウナギの市場価格は例年に比べやや下落傾向とされている。
そこに2年連続のサンマの不漁で商標登録までした秋刀魚祭りがリアイベとしては開催不能となったため、同規模の予算で手が届いたウナギを代替にしたのではないかとも推測されている。
この件で批判を出した人には「今年はうなぎが豊漁」等の返しをし静岡新聞の記事をリンクしているが同記事には『今期は捕れているというが、過去最低だった前期との比較で変動の一部。長期的な傾向で見れば減少している」と指摘し、継続的な資源保護の重要性を訴える。』と書かれており都合のいい部分だけを抽出して問題が無いかのように印象操作している。

なお、提供されるウナギがもし各大手牛丼チェーン等のものと同じく中国産ならば、ある程度事情は変わってくるし、後述する別の問題もいくらか解決出来たりする。
しかし第一声の時点で【国産鰻】と言い切ってしまった為に、本項のようにそれを前提とする問題が大量に発生してしまうことになった。恐らく日頃から「中国産の怪しい食い物なんか食えるか微差栗」と中国産食材のジャンクフード食って中国製のグッズを買い漁りながら中国製の電子機器で喚いているネトウヨ兼任型とくさん達の心を掴むために言ったんだろうね。
ちなみに、もし「国産というのは広告的表現で実際の商品は中国産だよ」などということが行われていたら、それは行政コラボどころか謝罪会見がワイドショーで流されるレベルの重大な不祥事に繋がることは、この20年近く嫌というほど繰り返されている通りである。まあカレー機関で神戸牛を扱っているのだからリアルタイムでも身近な話だし、さすがのけんちょんもそれはやらないだろうけど