ウナギを野外で提供することへの懸念

ウナギの調理は非常に高度な職人技であり、バイトに務まるような代物ではない。ましてや今回の会場は野外で、調理設備の準備すら一苦労である。それなりに時間もかかるので、待機列はどうなるのだろうか?
仄めかしに徹する運営のいつもの態度も相まってどういった形態で出されるのか一向に判明せず、不安しかない。業務用の調理済み冷凍蒲焼を温めて出す方がまだマシと言われるほどである。
飲食店で焼き魚を提供することすら大惨事にした経験から何も学んでいないのだろうか?

そもそもの話として、未調理のウナギは立派な有毒生物である。
とはいえタンパク質性の毒成分なので熱に弱く、一般的な熱処理を行えばほぼ無毒化されるし、また毒性自体もフグのように致死性の高いものではない*2ので、日常ではあまり問題にならないのだが。
サンマが生焼けだった前科のある中、どのような形で【国産鰻】を仕入れるのかが気になるところである。中国産なら素人調理よりは安全な冷凍食品が安価で使えるのにね。

また、価格面でも懸念があり、カレー機関の方で重箱のみが5390円という高額艦税で売られていたことから、富士でのフードは9841円1万円越えを果たす恐れも出てきている。