【悲報】終魂祈願祭、ガチでオワコン化

先日14日、小多村の鎮守府神社で開かれた終魂祈願祭で東叩き棒を持った者たち数人が暴動を起こして多数の参加者に重軽傷をおわせる事件が起きた。警察は暴動を扇動した男、御船憲兵容疑者を傷害罪と騒乱罪で逮捕した。調べに対して御船容疑者は「祭り自体がオワコン化していたから俺たちが新しい祭りを開こうと思った。反省なんかしていない」と供述している。
鎮守府神社の宮司田中謙介氏は取材に対し「とても残念…」とだけコメントした。

・原因はグラブル棒か

容疑者たちのグループが使っていた東叩き棒はいずれも「グラブル棒」というもので、きちんと握らなければ空まで飛んでいってしまうぐらいに軽い素材で作られている。しかし容疑者たちは逆に空まで投げて遊ぶという使い方をしており、投げた棒が他の参加者に当たってトラブルになった可能性があるとして警察は慎重に捜査を進めている。
グラブル棒製作者の東安置氏に取材を試みたが連絡が取れない状況が続いている。

・いつかこうなると思っていた

神社の近隣住民によると祭りでは常にトラブルが絶えず、今回の事件はたまたま表に出ただけだと言う。「いつかこうなると思っていた。参加者のマナーは悪くただ騒げばいいという連中しかいなかった」と嘆いた。別の住民は「放置していた神社さんサイドにも責任がある。このまま祭りはなくなって欲しい」と憤った。

・終魂祈願祭は必要なのか

そもそも終魂祈願祭の元となった「ずん」伝承は誤りであるという説が濃厚で、祭りの正当性に疑問が持たれている。「『ずん』伝承は国家神道を広めるために鎮守府神社が作り上げたでっちあげで、本来は酒の守護神として祀られる存在だった」と日本民俗学研究所所長、谷川亮太氏は語る。谷川氏は終魂祈願祭の廃止を訴え続けており、そのために神社関係者と氏子から脅迫を受けてきたという。「相談した弁護士まで巻き込まれて脅迫を受けてきた。今回の事件をきっかけに国が動いてくれれば」と谷川氏は話す。

鎮守府神社は来年も終魂祈願祭を開くと主張しているが、警察は「取り調べの結果次第では開催中止を要請する」とコメントしている。