問題点

ぶっちゃければ、企業が同人サークルと偽ってサークル参加し、公式イラスト集を配布していた。企業参加費用を払ったら悔しいじゃないですかwww

とは言え、当時はまだC2プレパラートの存在どころか(´田ω中`)周りの事情も不透明な部分が多かった為、「角川所属の田中謙介が自分の同人サークルで艦これの趣味本を出した」くらいの認識でしかなかった事、艦これ界隈の熱狂ぶりと批判は出次第即封殺の流れにより、何かあっても大きな問題として取り上げらる事はなかった。冬休みが出るまでは。
2冊共にしずまくんが参加しているのだが、夏は島風・冬は大和のデザインラフなども掲載していたのだが、これが大きな問題の引き金となる。
実はこの直前にAGP大和の制作が進められていたのだが、その担当者が資料を渡されなかった(無いと言われた?)らしく、背面を想像で作った。
そしてその想像で作った試作品が公開された後に、冬休みは発行されたのだが、そこにはなんと大和のデザインラフが載っていたのである。
しかもフィギュア制作の上で一番困っていた背面からの視点が中心になっているラフであった。嫌がらせか何か?
あったんじゃねえかクソがと言わんばかりの勢いで作り直す事になった為か、それで担当者のテンションガタ落ちしたのか…は知らない(実際バンダイのハイターゲットフィギュアは艦これに限らず出来不出来が激しいことが多い)が、AGP大和の出来はアイプリがズレていたり、塗装がめちゃくちゃ粗かったりとズタボロでクッソ評価が悪かった。

この後、企業として制作した艦これの公式資料級の内容を秘匿した上で、一同人サークルとして売り出すという行為に角川ブチギレた*2のか、以降はC2機関名義の同人誌として発行される事は無くなり、これ以降の公式イラスト集は角川名義で出る事になった。
(これもこれでまた問題を抱えた商品になるのだが、その話はここでは割愛する)