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で、いつも自分はこういう時に
「逃げよ逃げよすべてのジュネーブ(水の多い地域)から逃げ出せ」というノストラダムスの
「諸世紀」の詩句を思いだす。
特にここ数年の日本はその通りだよなぁ、と。本気で当たってるなと思う事がある。

自分はノストラダムスの大予言とかそれを基にした五島勉氏の著作というのは、
基本的に時期をいかに遅らせられるか、というのがあるだけで、ほぼほぼ現実性に即している
著作だと思ってきているんだけども。僕的には全くあの本は笑えない。

まぁあの詩は地球温暖化による海面上昇の予言だ、とされてはいるんだけどね。
でも南の島の熱帯雨林気候が日本列島の緯度まで上がってきているのは間違いないので
(いわばスコールが来ているようなもの)、これが温暖化の影響で無いとか地球は温暖化して
いないとか言ってる人々は間違ってるってのは、最近ありありと判る。

いや、話がそれてるような気もするけれど、ていうか、いつ滅びるか判らない世界や、
若者が努力を強いられても果たしてまともに幸せになれるかも判らないようなこの世界で、
若者に対して今は耐えろだの勉強しろだの恋愛やHは大人になってからだの、そういう事を
言い続ける大人社会ってのは信用に値しないと思う。

だから自分は若い世代にそういう事は絶対言わないと決めてます。
大事なのは割とそこ以外なので。たとえていうなら、電車やバスでお年寄りに席を躊躇無く
ゆずれる人とか、困った人の手助けを日常的にできる人とか、子供を大事に出来る人とか、
そういう所に人間性が出るし、結局そういう所で人間性って見るものだよなと思ってるので。

いや、自己犠牲しろっていうのでは無いよ。そうじゃ無い。
その辺キリスト教も大勘違いしてるんだが(12/24生まれの僕が平然と言わせてもらうが)、
そもそもこの世界は「出来る事すらしないって人々が多いので出来る事を出来る内にやって
おくべきだ」って話。
自己犠牲なんて事になる前の段階で出来る事が一杯あるって話。
善人の命の自己犠牲なんて神々は全く望んでない。
それを他人に要求する連中はそもそも善人じゃ無い。)
by 森本コージ(浩司)