関連した小話ね
漸進的な学問とオカルトと本居宣長と平田篤胤

幕末の国学者の本居宣長、
その文献資料が中心の、歯切れの悪い国学研究に
不満を持った弟子筋の平田篤胤は、養子とした
男の子の妄言をそのまま「お告げ」として
受け取って、研究として世にお出しした
(本居のおおよそ最初の研究はトコイという
古語についてで、諸星大二郎がマンガのネタに
している)

霊魂と物質世界の関係はこう、
太古の日本はこんなんだった、
神話が伝えるその本意はこうだった、と

その世界観の中身は当時東南アジアまでは翻訳が
伝わっていた、西洋のオカルト心身二元論に
似ている
アストラルボディだのプレーンマテリアルだの、
というやつ

どこ由来のネタだったにせよ、平田は手っ取り早く
「結論の断言」だけは力強くできたわけだ
そんで後の世では平田のオカルト神道として
国学とは切り離されて知られることになる

>>841
自己愛は生まれつきではなく心理的合理化の産物
アレは低知能と自己愛のミックスでしょう