うん。ご招待されたのね。一回だけ

http://blog.livedoor.jp/ryo_ktrg/archives/52185768.html
それは、新之助さん(現・海老蔵丈)の「助六」の初役を2000年の1月8日(もうわすれもしません)を見た時のことでした。
私はそのとき

演舞場の3階席のいちばん後ろの席で見ていましたが、

それでも海老蔵さんのすばらしさはよく伝わってきました。

思い切って「テアトロ」の懸賞劇評に投稿させていただいた次第でした。
結果は700号懸賞劇評の佳作に入選させていただき、2001年の1月号に掲載されておりますので、バックナンバーをお読みいただくといいかと思います。

そして、「演劇界」に書かせていただけることになりました。題材は、尊敬していた吉右衛門さんの「俊寛」です。もう身震いするようでした。
NHKホールで古典芸能鑑賞会を拝見したのですが、そのときの感動たるや
忘れられません。
あこがれの劇評家の先生方にまじって

ご招待券をいただき、とてもいいお席で観劇できるのです。

今回の拙稿である「二世中村吉右衛門論」を読んでいただくとわかるのですが、もっともっとテーマは深淵ですし、大きいものです。

一俳優論にとどまらず、日本の芸能・経済・政治・文化が、どう密接にかかわりあいつつ、いかに日本を成長させていくべきか、ということを考えています。

劇評のもつ可能性を、もっとさらに広げたい、と改めて思うようになりました。