もちろん、いわずもがなですが、全てがウソでした。
この時の僕には知る由もありません。
あの、偉大なK池一夫先生が、ウソなどつくはずがないと思っていたからです。
ましてや、「ころっと忘れていた」などという言い訳を5回も6回も重ねるとは。
その後、K池先生は電話で、
「預かり金は150万払えるなら、200万預かったのと同じようにしてあげる。支給額は15万から20万プラス経費5万つけて月額25万になるよ。これは特別だから誰にも言ってはダメだよ。嫉妬されるよ」
これを大変なご厚意だと思い込んだ僕は、まんまと150万一気に振り込んでしまいました。
この後、さらにお金を請求されることになります。