【羅无乳奪無】
羅无乳奪無(らんにゅうでぶ)とは、関東圏(主に東京、千葉)に伝わる、妖怪の名称である。
宴会を開くと、どこからともなく現れ、乳を貪る赤子かのようにすべてを簒奪、一瞬で食べ尽くし無に還してしまうことからこの名がついた。
また、醜く太った体に、およそ人ではないほどにでた頬骨、細く濁った瞳が特徴である。
語り部の一族である魔護(マゴ),死婆多(シバタ)によると、楽しい雰囲気の所が好きで、引っ込み思案、ラウンジには30万を使い、ずっとにこやかであるという。