ブログ続き

いずれにしても、 子供になる魂を、鳥たちが
食べる、のは、つまり、他人への中傷やデマや
批評などで、生まれ来るべき子供たちが生まれない
SNSという世界、愛に育つべき男女の恋すら
育たずに日々大量に新しい命の可能性が滅び行く、
SNSや匿名掲示板世界も指しているのでは、
とは思う。

宮崎氏は一貫して、子供への情操教育をできる
作品を作ってきた。(以下、ボクは神として
嫌なこっただが)、ろくな感性ももたず他人の
心を思うこともできず、教育的効果など何の
期待もできないガキどもに対してでも、教育に
意味があると信じて努力した、という姿勢が、
つまり今回の作品ではないかと思う。

で、それが意味があるかどうかは、切ないかな、
宮崎氏は見ることができないかもしれない。

あと、アニメを見てからタイトルの本を読んで
から見ると印象がかなり変わるだろとは思うのだが
(つまり、このアニメを何度目かみた時には同名の
昔の書籍を読んでいた方が主人公の行動理由
(つまり本にうたれたという事)が解るのでは。