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つまりヨーンについて「勝てるわけがない」
というジークの評価もアイシャの評価も、
元々騎士社会や星団法社会などのイデオロギーに
頭どっぷりだったというオチなわけで、つまり
価値観が騎士社会星団社会だからヨーンが
敗者に見えるが、例えば現代日本から見れば
ヨーンは普通なので、「勝てない」の基準点が
間違っている、という事である。例えば回避
性能が通常のパルスエットがあの現場にいな
ければ、おそらくヨーンはどこかで離脱して
決定的な敗北評価はなかっただろう。エスト
=バーシャが多重人格ファティマだと知って
いればヨーンはデコースに挑まなかったかも
しれない。ヨーン対デコースの戦いはファティマの
存在(エスト)が起こして、ファティマ(エストと
パルスエット)の存在が無理やり敗北とさせて
しまっている。

つまり、ヨーンを敗北にする流れはジークや
アイシャをも含めた騎士社会星団社会がそう
見なそうとしているのであり、その証明に
加担する役回りがエストやパルスエットだと言える。

つまりヨーンがバーシャを取り戻せば勝ちなのか?
客観的には違うだろと。でも

ヨーンがデコースに勝つという事をアイシャや
ジークや星団社会はデコース殺処分だと考えて
いるわけで、だからヨーンがデコースに
「勝てない」という。